中国史の才女一覧|歴史に名を残した女性たち

中国史の才女一覧 05.才女

中国は、時代えて語りれる「才女」たち数多く存在する

詩人として名を馳せた者、国の運命に関わった者、そして悲劇の中で輝いた者、
彼女たちは単なる歴史上の人物ではなく、時代の象徴でもあった。

本記事では、中国史に登場する代表的な才女を一覧でまとめ、
それぞれの生涯や特徴を紹介する。

気になる人物から詳しい解説記事へ進める構成(リンク)。

四大才女

卓文君たくぶんくん前漢蜀の富豪の娘で琴の才女。司馬相如と恋に落ちて駆け落ちし、酒屋を営んだ逸話で有名。
蔡文姫さいぶんき後漢末  戦乱の中で匈奴に連れ去られ子を産み、子どもたちと別れ、帰国。
上官婉児じょうかんえんじ  女性官僚・文人。武則天のもとで政務を担い、④中宗の時代には実質的な政策運営の一角に携わり、韋皇后安楽公主とも関係を持ち宮廷の女性権力ネットワークの中で活動した。
李清照りせいしょう北宋代を代表する女流詞人。靖康の変の混乱により、収集していた文物を失い、夫・趙明誠も病死。

詩人・文学者

許穆夫人きょぼくふじん春秋戦国中国最古の女性詩人。その作品群は『詩経』に収められている。
祖国が滅亡の危機の際、詩でで国を救おうとした。
花蕊夫人かずいふじん  後蜀~  後蜀の妃で宮中生活を詠んだ「宮詞」を多く残した才女。後蜀滅亡後にへ連行され、亡国と結びつく存在となった。

唐代三大女詩人

代女性文学を象徴する存在として「唐代三大女詩人」と並び称される。

薛濤せつとう    詩と書に優れ、成都で文化サロンの中心となった女流詩人。深紅色の小型の詩箋(便箋)「薛濤箋」を考案したことで有名。
魚玄機ぎょげんき  情熱的な恋と嫉妬、孤独を詩に刻んだ女流詩人。
侍女殺害の罪で処刑されたという悲劇が有名。
李冶りや美貌と才気を備えた自由奔放な詩人。恋愛詩や洒脱な作風で名を残し、後に政治的事件で処刑されたとされる。

文化人・知識人

班昭はんしょう後漢『漢書』の完成に関与。『女誡』の著者。宮廷で皇后・皇族に教育を施した。
趙夫人ちょうふじん  三国(呉) 呉の君主 孫権の夫人(側室)であり、「呉の三絶」と呼ばれた三つの才能を持つ。

名妓

李師師りしし  北宋   都・汴京(開封)で名を馳せた名妓で、その美貌と芸の才によって皇帝・⑧徽宗すら虜にした伝説的女性。
秦淮八艶しんわいはちえん南京・秦淮河(しんわいが)周辺で名を馳せた名妓たちの中でも、
とりわけ才色兼備で名高かった八人の女性の呼び名。

徳行で名を残した女性

賢妻

黄月英こうげつえい 三国(蜀) 蜀漢の名軍師・諸葛亮の妻。「木牛流馬(もくぎゅうりゅうば)」の発想に関与したという説がある。

賢母

孟母もうぼ春秋戦国  孟子の母。
息子の教育のため、住居を三度も移した。
陶母とうぼ東晋名将・陶侃 の母。
自分の髪を切り、それを売って、息子の客人に食事を用意した。  
欧陽母おうようぼ 北宋政治家・文学者であり「唐宋八大家」の一人として知られる欧陽脩 の母。川辺に生える荻(あし)を使い、地面に字を書いて教えた。

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