036.女性

01.皇后

【前漢】衛子夫|漢の武帝の皇后となった女性と衛氏一族

衛子夫(えいしふ)は平陽公主のもとで歌姫を務め、漢武帝の寵愛を受けて皇后となった女性である。陳皇后廃位後の冊立、皇太子劉拠の出産、弟・衛青と甥・霍去病の活躍、衛氏一族の隆盛、晩年の巫蠱の禍で劉拠を支援し自害した最期まで、その生涯と前漢宮廷の権力構造を史料から詳しく解説する。
03.公主

【前漢】解憂公主| 西域50年を生きた前漢の和親公主とシルクロード外交

解憂公主(かいゆうこうしゅ/劉解憂)は前漢の和親公主として西域の烏孫に嫁ぎ、約50年にわたり外交と政治の中心で活躍した女性である。匈奴との対立、烏孫王との結婚、宮廷内乱など、シルクロード史に大きな影響を与えたその生涯をわかりやすく解説する。
03.公主

【前漢】館陶公主|漢武帝を皇帝にした前漢最強の公主

館陶公主(かんとうこうしゅ/劉嫖)は漢文帝と竇皇后の娘で、景帝の姉、武帝・劉徹の叔母にあたる。栗姫と対立して王娡と結び、娘・陳阿嬌と劉徹の婚姻を通じて皇太子擁立を後押しした。武帝即位後の権勢、陳皇后廃位、董偃との関係と晩年まで、前漢宮廷で大きな影響力を持った生涯を史料から詳しく解説する。
05.才女

【前漢】卓文君|司馬相如と駆け落ちした才女の生涯と逸話

卓文君(たくぶんくん)は前漢蜀郡臨邛の富豪・卓王孫の娘で、司馬相如との駆け落ちで知られる女性である。若くして夫を失った後、相如の琴に心を動かされ夜奔し、成都での困窮を経て臨邛で酒肆を営んだ逸話、父との和解、後世に結びつけられた『白頭吟』伝説まで、『史記』『漢書』をもとに生涯と実像を詳しく解説する。
02.妃賓

【前漢】李夫人|武帝に寵愛された前漢の夫人と「見せない美」の逸話

李夫人(りふじん)は前漢武帝の寵愛を受け、昌邑王劉髆を生んだ妃で、李延年・李広利の妹にあたる。病に倒れても武帝に顔を見せず、一族の将来を守ろうとした『漢書』の逸話、若くして迎えた死、武帝が招魂を試みた伝承、死後に孝武皇后と追尊されるまで、その生涯と人物像を詳しく解説する。
05.才女

【前漢】馮嫽|解憂公主に仕え、西域外交を担った「馮夫人」

馮嫽(ふうりょう)は解憂公主に仕えて烏孫へ渡り、「馮夫人」と呼ばれた前漢の女性である。西域諸国への使節、烏就屠との交渉、宣帝による派遣など、『漢書』や懸泉漢簡に残る生涯と功績を解説する。
01.皇后

【前漢】呂后(呂雉)|劉邦の妻から前漢最初の女性統治者となった生涯

呂后(りょこう/呂雉)は前漢の皇帝・劉邦の皇后で、皇帝死後は皇太后として政権を掌握し「呂氏専権」と呼ばれる時代を築いた人物。中国三大悪女の一人としても知られ、戚夫人への残酷な処罰など多くの逸話が伝わる。その生涯と権力掌握の経緯を史書をもとに解説する。
02.妃賓

【前漢】戚夫人|劉邦に寵愛され呂后によって「人彘」とされた漢の夫人

戚夫人(せきふじん)は前漢高祖・劉邦の寵愛を受け、趙王劉如意を生んだ妃である。劉邦が皇太子劉盈を廃して如意を後継者にしようとした宮廷抗争、呂后との対立、高祖死後の幽閉、劉如意の毒殺、「人彘」とされた凄惨な最期まで、『史記』『漢書』をもとにその生涯と悲劇の背景を詳しく解説する。
04.美女

虞姫|項羽に殉じた「覇王別姫」の悲劇の美女

虞姫(ぐき)とは楚の武将・項羽の愛妾で、垓下の戦いで別れを迎えた悲劇の美女である。「虞美人」の物語でも知られるその最期や逸話、史実との違いをわかりやすく解説する。
02.妃賓

【北斉】馮小怜|北斉を滅亡へ導いた「妖妃」と呼ばれた傾国の美女の生涯

馮小怜(ふうしょうれん)は、北斉後主・高緯の寵愛を独占した淑妃。平陽陥落の急報より狩猟を優先させた逸話や、戦場へ同行して軍事判断にも影響したと史書に描かれる。北斉滅亡後は北周へ連行され、宇文達の側室となった後、楊麗華の母・独孤伽羅との因縁から死を命じられた。その生涯と「亡国の妖妃」像の実像を詳しく解説する。