三国・晋

032.権臣

【魏】司馬師|魏を支配した実力者の生涯と政変・皇帝廃立を解説

司馬師(しばし)は、父・司馬懿の死後、魏の実権を継承した三国時代の権力者。高平陵の変での曹爽一派の排除、李豊・夏侯玄らの粛清、皇帝曹芳の廃位と曹髦の擁立、毌丘倹・文欽の乱の鎮圧、眼病の悪化による急死まで、司馬氏による魏の支配を決定づけた政治と生涯を詳しく紹介する。
031.皇族・王族

【魏】曹昂|窮地に陥った父へ馬を譲り戦場に散った曹操の長男

曹昂(そうこう)は曹操の長男であり、字は子脩。生母劉夫人の早世後は丁夫人に育てられ、弱冠で孝廉に推挙された。建安2年の宛城の戦いでは父曹操に馬を譲って脱出させ、自らは張繡軍に討たれた。正史『三国志』をもとに、その生涯と死後の追封まで詳しく解説する。
031.皇族・王族

【魏】曹沖|曹操が愛した神童の生涯と逸話

曹沖(そうちゅう)は曹操の子として生まれた神童である。象の重さを量った逸話をはじめ、罪人を救った話や曹操が後継者に望んだ記録、十三歳での早世、死後の追贈まで、正史『三国志』をもとに詳しく解説。
031.皇族・王族

【魏】曹彪|皇帝擁立を企てられ、王凌の乱に連座した曹操の子

曹彪(そうひょう)は曹操の子で、字は朱虎。曹植の「贈白馬王彪」で知られ、晩年には王凌・令狐愚から皇帝候補として擁立を企てられた。朱建平による「五十七歳の兵難」の予言から、司馬懿による王凌討伐、曹彪の自決、死後の曹嘉復封まで、史料をもとにその生涯を紹介する。
031.皇族・王族

【魏】曹宇|曹叡に後事を託され、魏最後の皇帝の父となった曹操の子

曹宇(そうう)は曹操と環夫人の子で、曹沖・曹拠の同母弟である。曹叡から厚く信頼され、病床の曹叡から大将軍に任じられて後事を託されたが、輔政から外された。のちに息子の曹奐が魏最後の皇帝となり、自身は西晋まで生きた。曹宇の生涯を正史『三国志』や裴松之注の逸話とともに紹介する。
06.女傑

王異|馬超と戦った涼州の烈婦と「九つの奇計」を支えた女性

王異(おうい)は、後漢末から三国時代に活躍した趙昂の妻であり、『三国志』で実際に戦闘参加が記される数少ない女性である。馬超との戦い、人質となった息子、九つの奇計などを史実ベースで詳しく解説する。
06.女傑

【呉】孫尚香|劉備に嫁いだ東呉の姫と「梟姫」伝説

孫尚香(そんしょうこう)は、三国時代の呉の孫権の妹で、劉備に政略結婚で嫁いだ女性。武装した侍女たちを従え、諸葛亮にも警戒された気性の強さや、劉禅を連れて呉へ帰ろうとした事件、趙雲・張飛による阻止、帰国後の不明な消息をたどる。さらに「梟姫」「弓腰姫」の呼び名や長江投身伝説、『三国志演義』で描かれた姿と史実の違いにも迫る。
032.権臣

【魏】司馬昭|魏を終わらせ晋へ導いた実力者の生涯と評価

司馬昭(しばしょう)は、兄・司馬師の死後に魏の実権を継承し、西晋建国の基盤を築いた権力者。諸葛誕の反乱と寿春包囲戦、皇帝曹髦による討伐の決起と成済による殺害、「司馬昭の心、路人皆知る」の故事、鍾会・鄧艾を派遣した蜀征伐と劉禅の降伏、晋公から晋王への昇進、後継者司馬炎への権力継承まで、魏から晋への政権移行を主導した生涯をたどる。
01.皇后

【魏】張春華|司馬懿の正妻で司馬師・司馬昭の母、その実像を解説

張春華(ちょうしゅんか)は、三国時代の魏の権力者・司馬懿の正妻で、司馬師・司馬昭の母。司馬懿の仮病を目撃した侍女を殺害して秘密を守った逸話、柏夫人への寵愛による夫婦関係の悪化、絶食して抗議した事件、息子たちを巻き込んだ騒動、死後に西晋の宣穆皇后として追尊されるまで、司馬氏一族の権力形成を支えた女性の生涯と人物像を紹介する。
032.権臣

【魏】司馬懿|三国志最強の策士が魏を奪うまで

司馬懿(しばい)は、曹操・曹丕・曹叡・曹芳の四代に仕え、魏の軍事と政治を担った三国時代の重臣。曹操への仕官から曹丕の後継争いへの関与、孟達討伐、公孫淵を滅ぼした遼東遠征、諸葛亮との祁山・五丈原での対峙、曹爽との権力闘争、高平陵の変による政権掌握と王凌の乱の鎮圧まで、司馬氏が魏の実権を握り、西晋建国へつながる道を開いた生涯を紹介する。