2026-09

05.才女

【唐】薛濤・魚玄機・李冶|唐代「才色兼備」を象徴する三大女詩人

唐代三大女詩人と称される魚玄機・薛濤・李冶とはどんな女性だったのか。女道士となり恋愛詩を残した魚玄機、成都で多くの文人と交流し「薛濤箋」でも知られる薛濤、詩才を認められ宮廷にも召された李冶。三人の波乱に富んだ生涯、恋愛や文人との交流、代表的な詩と後世の評価を比較しながら詳しく解説する。
04.美女

【呉】歩練師|孫権に最も愛された女性と皇后になれなかった夫人

歩練師(ほ れんし/歩夫人)とはどんな人物だったのか。孫権との出会い、徐夫人との関係、後宮での地位、皇后冊立問題、孫登や群臣の反対、胡綜の上奏、死後の追贈皇后までを史実に基づいて詳しく解説。孫魯班・孫魯育の母として知られる呉前期を代表する女性の生涯に迫る。
04.美女

【呉】潘淑|孫権に寵愛された呉最後の皇后と「江東の絶色」の実像

潘淑(はんしゅく)は、三国時代の呉で奴婢から孫権の皇后となり、第2代皇帝・孫亮を生んだ女性。織室で見出された美貌、二宮の変と孫亮の皇太子冊立、姉の解放、呂后の先例への関心、宮女による殺害事件をたどる。さらに「江東の絶色」と称された美貌や榴環台伝説、石榴花神として語り継がれた後世の姿にも触れる。
04.美女

甘夫人|劉禅の母となった劉備最古参の側室と「神智婦人」の実像

甘夫人(かんふじん)は、劉備の側室であり蜀漢第2代皇帝・劉禅の母となった女性である。長坂の戦い、趙雲の救出、玉人形の逸話、「神智婦人」と呼ばれた伝説まで、史実と創作双方から詳しく解説する。
04.美女

【南朝斉】潘玉児|「歩歩生蓮」「金蓮歩」で知られる傾国の美女

潘玉児(はんぎょくじ)は南朝斉末期の東昏侯・蕭宝巻に寵愛された女性である。黄金の蓮華を敷かせた「歩歩生蓮」、宮中に市場を設けて遊んだ逸話、奢侈を重ねた蕭宝巻との関係、蕭衍の挙兵と建康陥落、南朝斉滅亡後に王茂へ与えられそうになり自縊した最期まで、史書をもとに実像と後世の傾国伝説を詳しく解説する。
05.才女

【北宋】李師師|宋・徽宗を魅了した才色兼備の名妓

李師師(りしし)は北宋末期の開封で名を馳せ、徽宗の寵愛を受けたと伝わる名妓。歌舞や詞に優れた才芸、皇帝の密かな訪問、詞人・周邦彦との恋愛譚、『水滸伝』で燕青を助ける役割、靖康の変による北宋滅亡後の消息まで、史料に残る記述と後世の伝説を区別しながら、その生涯と人物像をたどる。
04.美女

【西晋】緑珠|石崇に愛され楼から身を投じた悲劇の美女

緑珠(りょくしゅ)は西晋の大富豪・石崇が寵愛した妓女で、美貌と笛の名手として知られた。趙王司馬倫の側近・孫秀が緑珠を要求するも石崇は拒絶。政争のなか石崇が逮捕されると、金谷園の楼から身を投じて命を絶った。『晋書』に残る生涯と石崇・孫秀との関係、後世に広がった緑珠伝説を詳しく解説する。
04.美女

【呉】大喬・小喬|江東に咲いた「二喬」三国志随一の美女姉妹

大喬(だいきょう)・小喬(しょうきょう)は後漢末期、江東の孫策と周瑜に迎えられた姉妹で、「江東の二喬」と称される美女として知られる。皖城攻略を機に孫策が大喬、周瑜が小喬を迎えた経緯、孫策の早世と周瑜の赤壁での活躍、正史に残るわずかな記録、杜牧の「赤壁」や『三国志演義』で描かれた曹操の銅雀台への野望、後世に広まった伝説と史実の違いを紹介する。
04.美女

息嬀|楚文王に奪われた息国の夫人「桃花夫人」の生涯と伝説

息嬀(そくぎ)は春秋時代の息侯の夫人で、楚文王に国を滅ぼされ、妻として迎えられた女性。蔡哀侯の無礼から始まった息侯の報復、楚軍による息国滅亡、楚文王との間に生まれた堵敖と楚成王、二人の夫に仕えた苦悩と沈黙の逸話、王維や杜牧の詩に描かれた「桃花夫人」の伝説まで、史実と後世の創作を交えて紹介する。
04.美女

【魏】甄宓(甄夫人)|曹丕の妻・曹叡の母となった文昭皇后の生涯と賜死

甄宓(しんふく)は袁紹の子・袁熙の妻となったのち曹丕に嫁ぎ、魏の明帝・曹叡を生んだ女性である。曹操による鄴攻略から曹丕との結婚、郭女王との関係、曹丕による賜死と死後の皇后追尊、曹植『洛神賦』との伝説まで、正史『三国志』をもとにその生涯と人物像を詳しく解説する。